コレステロール
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2016-04-14
院長コラム
これまで、動脈硬化や心筋梗塞の原因として摂取制限されてきたコレステロールですが、昨年、厚生労働省は科学的根拠がないという理由でその摂取基準を撤廃しました。
コレステロールを多く含む卵や鶏レバー、バター、エビ、イクラなどは悪者扱いされ、中でも1個に200ミリグラム超のコレステロールを含む卵は「1日1個まで」という制限が常識のようにもなっていましたが、今ではあまり気にする必要もないようです。
ただし、LDLコレステロール値が高い方は従来通り摂取制限が必要です︕
しかし、摂取制限もさることながら、もっと重要なのは、運動・禁煙・血圧・血糖値です。
ファインでしっかり運動をして健康な体づくりをしましょう︕
人間の体内には下の表のように、4種類の脂肪が存在します。コレステロールはその中の1つ。
脂肪酸はすぐに使えるエネルギー、中性脂肪は貯蔵用のエネルギーというワケです。
一方、同じ脂肪でもコレステロールは体内の細胞膜やホルモンの材料なのです。
脂肪酸:生きていくために、また、活動するために必要なエネルギーとして利用される
中性脂肪:トリグリセライドともいう。脂肪細胞の中に貯えられている。必要に応じて脂肪酸になり、エネルギーとして使われる
コレステロール:細胞膜の構成成分。ステロイドホルモンの材料、胆汁酸の材料にもなる
リン脂質:細胞膜の構成成分。疎水性物質の親和性を保たせる
コレステロールを多く含む卵や鶏レバー、バター、エビ、イクラなどは悪者扱いされ、中でも1個に200ミリグラム超のコレステロールを含む卵は「1日1個まで」という制限が常識のようにもなっていましたが、今ではあまり気にする必要もないようです。
ただし、LDLコレステロール値が高い方は従来通り摂取制限が必要です︕
しかし、摂取制限もさることながら、もっと重要なのは、運動・禁煙・血圧・血糖値です。
ファインでしっかり運動をして健康な体づくりをしましょう︕
人間の体内には下の表のように、4種類の脂肪が存在します。コレステロールはその中の1つ。
脂肪酸はすぐに使えるエネルギー、中性脂肪は貯蔵用のエネルギーというワケです。
一方、同じ脂肪でもコレステロールは体内の細胞膜やホルモンの材料なのです。
脂肪酸:生きていくために、また、活動するために必要なエネルギーとして利用される
中性脂肪:トリグリセライドともいう。脂肪細胞の中に貯えられている。必要に応じて脂肪酸になり、エネルギーとして使われる
コレステロール:細胞膜の構成成分。ステロイドホルモンの材料、胆汁酸の材料にもなる
リン脂質:細胞膜の構成成分。疎水性物質の親和性を保たせる