体の痛みとASC整体療法
体を動かした時の痛みというのは、動作や姿勢の中に非合理的な要素(関節が本来もつ方向とは違う方向への動きや筋肉
のこり、力み、不良姿勢、炎症など)が加わることで現われます。
つまり、動作の中に「邪魔をする要素」が含まれている時に痛みが発生します。
ASC整体療法とは、この「邪魔をする要素」を排除することで痛みを減退させていく整体療法なのです。
だから、日常生活における動作効率の向上、スポーツにおけるパフォーマンスの向上にも効果的なのです。
それは脳のトラブル(ソフトのトラブル)にも対応できるからです。 腰痛や膝痛などの痛みの原因には筋肉や関節のトラブル(ハード面のトラブル)と動作指令や痛み信号を発信する脳のトラブル(ソフト面のトラブル)の両面があります。 これらの両方が複雑に相まって「邪魔をする要素」となり、痛みの強さが決まります。
ハード面のトラブルに対しては、マッサージやストレッチなどである程度の対応はできますが、
ソフト面のトラブルに対しては一般的にあまり理解がなく痛みが残りがちになります。 しっかりとケアをすれば良いのですが、「そのうち治るだろう」と、この状態をだましだまし放置することで関節が変形したり痛みの回路が記憶されることで痛みが慢性化します。これを「痛覚の可塑性」といいます。 こうなってしまうと、中枢神経にアプローチをする他ありません。ASC整体療法は中枢神経にアプローチができる数少ない整体療法です。だから難しいソフト面のトラブルにも対応でき、慢性痛にも効果が発揮できるのです。 一般的に、整形外科や整体院、接骨院での治療は、マッサージや電気治療、牽引などハード面のみに対する施術がメインですが、当院のASC整体療法はハード面だけではなくソフト面にもしっかりアプローチをします。
まとめ1
- ❶ 痛みの原因は<筋肉や関節><脳>の2タイプがある
- ❷ 痛みを放置していると、痛みが慢性化する
- ❸ <脳>が原因の痛み(特に慢性化したもの)は改善が難しい
- ❹ ASC は<脳>が原因の痛みにアプローチできる数少ない技術のひとつ
長引く痛みや強烈な痛みというのは「痛みの回路」が脳に記憶され、痛みのスイッチが入りやすくなってしまいます。
つまり再発しやすくなるということです。いわゆる「記憶痛」と呼ばれるものです。
梅干を見ただけで唾が出るのと同じ理論です。 ASC整体療法では、中枢神経にアプローチをかけるため、この記憶痛を解消することも可能です。
間違った動作や姿勢によって作られた痛みは、正しい動作や姿勢によって解消することが可能です。運動療
法もこういった理論になります。 しかし、中程度以上の痛みが出ている状態で正確な運動療法をすることがどれほど可能でしょうか?
悪化させてしまうリスクが相当に伴います。 そこで考案されたのがASC整体療法です。安全性を真に追求し、絶妙な関節の角度を作り、
絶妙な力の加減と方向性でその動作や状態を脳に許容させていきます。
つまり、痛みの出ない動作や姿勢を施術として作り上げ脳に上書き保存します。こうして、より精度の高い運動プログラムを成熟させていきます。 「脳の可塑性」と言います。近年の脳科学の進歩で脳が脳細胞を自ら再構成することが分かってきました。
シナプスの可塑性とも言われ、新しく神経のバイパスがどんどん作られるイメージです。ASC整体療法は約15年前、この理論に先行する形で作られた正に最先端の整体療法なのです。
まとめ2
- ❶ 脳トラブルは脳に痛みを記憶させる(=記憶痛)
- ❷ ASC は中枢神経に働きかけ『記憶痛』を消すことができる
- ❸ 記憶痛が消えると慢性的な痛みはなくなる
- ❹ ASC 療法を導入している施術院はまだ少ない