歯周病が及ぼす全身への影響
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2019-07-15
院長コラム
歯周病は歯のトラブルだけでなく全身のあらゆる部分に悪い影響を及ぼすことが分かってきています。
狭心症・心筋梗塞・脳梗塞
動脈硬化が原因となる疾患で、不適切な食生活や運動不足、ストレスなどの生活習慣が要因とされてきましたが、近年、歯周病菌による動脈硬化が確認されるようになりました。
糖尿病
血管内に入った歯周病菌は免疫によって死滅しますが、死骸によってインスリンの働きが阻害され糖尿病を誘発または悪化させます。
誤嚥性肺炎
誤嚥の際に、歯周病菌が肺に入ってしまい、免疫力の弱い高齢者では肺炎を誘発する場合があります。
関節炎・腎炎
歯周炎によって作り出された炎症物質が血管内に入り込み関節炎や腎炎を誘発する場合があります。
この他、骨粗鬆症やメタボとの密接な関連性も注目されています。 お口のケアもしっかりと!!