ギックリ腰
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2019-09-19
院長コラム
「ギックリ腰」とは俗称で医学的には
「急性腰痛症」と呼びます。急に出現した腰痛は全て「ギックリ腰」と言えます。
腰の曲げ伸ばしで少し痛む軽度のものから、歩けないほどの重度のものまで様々です。
タイプ的には、曲げる(前屈)と痛むタイプと伸ばす(後屈)と痛むタイプと両方のタイプに分けて考えます。
原因は、腰を動かす時に関わる筋肉の疲労に加えて、体全体の疲労、睡眠不足などの要素が関わり、脳から「腰を動かすな!」というブレーキ信号が発信されギックリ腰が発症します。
放置しても1週間程度で改善しますが、受療すれば1回で痛みが半減します。
自分で治す方法は、痛くない体勢を探しながらゆっくりと体を動かしていきます。湿布薬とコルセットを併用することで治りも早くなります。
脚にまで痛みが出ている場合は、坐骨神経痛の合併が疑われますので直ちに受診しましょう!