毎週水曜日は院長の健康講座
今週のお題は『人工股関節の全貌』

股関節の変形による痛みで苦しんでいる方は数多くおられます。
「人工股関節の手術(人工股関節置換術)」という選択肢がありますが、以前であれば70歳近くになるのを待って行われていました。
というのも、人工股関節の耐久年数が約１５年とされていた上、再手術には高いリスクがあったからです。



それが近年では、耐久年数が３０年とも言われ、人工股関節の手術を受ける方の平均年齢は６４歳まで下がりました。
しかしながら、開発されて３０年が経っていない為、実証データは存在しません。
手術も以前は大きく切開していましたが、近年では７ｃｍと縮小され、手術時間も６０分間と短縮されています。
手術翌日から歩行リハビリを始めて、約２週間で退院となります。

手術の前後でＱＯＬ（生活の質）が大きく改善されるため、患者さんには大変喜ばれる事が多いようです。

北海道に股関節の名医がおられます。
https://www.youtube.com/watch?v=9kDavWGSX0M&t=253s