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幸せ物質セロトニン

最近、精神の安定に関わりのある「セロトニン」が「幸せ成分」として注目を集めています。セロトニンが多く分泌されると、幸せを感じられるというのです。

そこで今回は、幸せ物質「セロトニン」の分泌を促す生活習慣を紹介します。

「セロトニン」とは

「セロトニン」とは、脳内の神経伝達物質の一つで、心の安定や安心に関わっていると言われます。精神的な安らぎを与える物質なので、最近では脳内の「幸せ成分」として注目されています。
脳内や小腸で分泌されると考えられていて、主に起きている時間(覚醒時)に分泌が行われます。

①リズム運動をする 《メディカルジムファインの最も得意分野》
一定のリズムを伴う運動をすると、セロトニンは多く分泌されます。ウォーキングやジョギング、スクワットなどをするとセロトニン神経が刺激されます。
運動だけでなく、リズム的な刺激も効果的だと言われています。お年寄りに「とんとんとん」と肩をたたいてあげると、お互いにセロトニンが分泌され、さらにはボケ防止の効果も期待できます。

②首を回す
首をストレッチしたり回すことで、電気信号が多く伝わるようになりセロトニンの分泌を促します。

③深呼吸する
「呼吸」は普段無意識に行っているリズム運動の一つです。この呼吸も意識的に行うことで、セロトニンを増やしやすくなります。腹筋を使って一定のリズムで呼吸することで、リズム運動と同じ効果も期待できます。
また、酸素を多く取り入れることでセロトニンを分泌させやすくなるので、深呼吸は一石二鳥です。

④食事をよく噛む
運動がしづらい人にも、普段から行えるリズム運動があります。それが、「咀嚼(そしゃく)」です。食べものを一定のリズムで噛むことで、リズム運動と同じような効果があります。食事の際はテンポよく、何回も噛んでから飲み込むよう意識してみましょう。
「ガムを食べる」などの方法も効果的です。

⑤太陽の光を浴びる
セロトニンは、日中に分泌される成分です。起きたらまずは窓を開け、太陽の光を浴びるようにしましょう。太陽の光を朝浴びることで、セロトニン発生のスイッチが入り、分泌を始めてくれます。
また、セロトニンは目を覚ます(覚醒する)効果があるので、朝太陽の光を浴びるのは、規則正しい生活をする上でも欠かせません。

⑥号泣する
自分で止められないほどの号泣をすることで、セロトニンの分泌が促されます。映画や読書で、週一回程度泣くようにすると、スッキリとした気持ちで生活することができます。

⑦規則的な生活をする
セロトニンは覚醒、メラトニンは睡眠効果と二つの成分が相反する効果を持っています。生活リズムが崩れてしまうと、これらの正常な分泌ができなくなってしまいます。昼間は起き、夜は眠るという生活リズムがセロトニンの正常な分泌に欠かせないのです。

⑧休息をとる
強いストレスを感じると、セロトニンの分泌は少なくなります。ストレスがかかり過ぎないよう、仕事や勉強などでは適度に休息をとるようにしましょう。

⑨カレーを食べる
セロトニンの90%は小腸から分泌されるという説もあり、食べものはセロトニンの分泌に大変重要です。特に、スパイスの効いたカレーはセロトニンの分泌に有効で、精神バラン スを整えてくれる効果が期待されます。