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静脈瘤のタイプ

毎週水曜日は院長の健康講座
今週のお題は『静脈瘤のタイプ』

静脈瘤とは、ふくらはぎの静脈の弁が壊れて機能せず血液が逆流し、静脈がボコボコ状になったり赤く浮き上がったりする病態です。
40歳以降の女性に多く見られます。
原因は、立ち仕事、出産経験(妊娠時のホルモン)、遺伝、肥満 など。
症状は、見た目のボコボコ状、だるさ、かゆみ、ムズムズ感、むくみ、ほてり、こむら返りの頻発 など
静脈瘤は4つのタイプに分けられます。


・伏在型(ボコボコ) ←治療が必要なタイプ
・側枝型
・網目状
・くもの巣状

最近の治療方法はレーザー治療が主流です。
硬化剤の注射も適用されます。
ふくらはぎの静脈は「深部静脈」が主に機能していますので、静脈瘤が現れる伏在静脈はレーザーで焼いて失っても大きな問題ではありません。



伏在型(ボコボコ)を放置すると肌がガサガサになり色素沈着を発症、潰瘍になることも。


早めに受診しましょう︕
下肢静脈瘤の専門クリニックを探すのがベストです。

日頃は適度な運動をしてふくらはぎの血行を促進しましょう︕