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膝痛になるパターン

毎週水曜日は院長の健康講座
今週のお題は『膝痛になるパターン』

慢性的な膝痛になってしまうには原因があります。
それは、姿勢や足裏のどこに体重がかかっているかによります。大きく分けて4パターン

①内股歩行
②外股歩行(ガニ股)
③つま先荷重
④後傾姿勢



これは内股歩行
《解説》
①内股歩行の場合は、膝関節に常に捻れが入ってしまい、膝の内側を傷め易くなります。
 足裏の親指の付け根辺りにタコができることが多いです。
②外股歩行の場合は、かかとの外側に最も体重がかかり、膝の外側を傷め易くなります。
 かかとの外側や足裏の小指の付け根辺りにタコができることが多いです。
③つま先荷重の場合は、ふくらはぎ全体に大きな負担がかかり、膝全体に違和感や痛みが出ます。
 足裏のつま先にタコができることが多いです。
④後傾姿勢の場合は、太ももの前面に大きな負担がかかり、膝のお皿の動きが悪くなったり、お皿周囲に痛みが出たりします。
 かかと全体が硬くなることが多いです。
 

つまり、足裏を診れば大体の荷重点が分かります。
慢性的な膝痛にの原因は、脚の筋力不足ではありません。
脚の使い方による筋肉の状態の問題です。

はんなり柔整院では脚の治療と合わせて、脚の使い方もしっかり指導いたします。