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膵臓のはたらき

毎週水曜日は院長の健康講座
今週のお題は『すい臓のはたらき』

膵臓は、胃の後ろ側にあります。



すい臓の働きは大きく分けて2つあります。
①消化液の分泌
②血糖値のコントロール
①膵臓の消化液は膵液と言われ、タンパク質やでんぷん(糖質)、脂肪を消化します。
  トリプシン ・・・ タンパク質を分解
  アミラーゼ ・・・ 糖質を分解
  リパーゼ  ・・・ 脂肪を分解
②血糖値を上げたり下げたりして、一定に調節します。
  インスリン ・・・ 血糖値を下げる
  グルカゴン ・・・ 血糖値を上げる

膵臓の病気には、膵炎、すい臓ガンなどがあります。
どちらも初期には症状が乏しくなかなか気付きません。
膵炎の原因はお酒の飲みすぎや胆石、ストレスです。
中期以降の症状は、腹痛、背部痛、下痢などです。

また、急性の膵炎は自身が分泌した膵液トリプシンが膵臓自身を消化してしまうことで起こります。
強烈な背部痛です。

お酒の飲み過ぎには十分注意しましょう︕