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偏平足

毎週水曜日は院長の健康講座
今週のお題は『偏平足』

足の裏には縦のアーチと横のアーチがあります。
偏平足とは縦のアーチ(土踏まず)が不足している状態を言います。



横のアーチが不足している状態は開帳足(かいちょうそく)と言います。
足裏のアーチはバネの役割をしており、1歩毎の衝撃を吸収しています。
アーチが不足していると、衝撃が吸収されずカカトやつま先を痛めてしまったり、疲れやすくなったりします。
また、偏平足は足首が内側に倒れ込みやすく、足首や膝、股関節、腰の負担にもなってしまいます。



幼少期にはまだアーチが完成されませんが、小学校中学年ほどになるとアーチが完成します。
この時期にまだアーチが完成していない場合は対策が必要です。

《対策》
・床にタオルを敷いて端から端まで足の指でたぐし寄せるトレーニング = タオルギャザー
・足の指に力を込めるつま先立ち
・足の指でビー玉をつかむトレーニング
などがありますが、すぐにアーチが出来上がる訳ではありませんので、トレ ーニングと合わせて偏平足サポーターや偏平足用の中敷きを使用することをオススメします。



偏平足の原因には、遺伝性、長時間の立ち作業、体重超過(肥満)などがあげられます。