痛みというものは悪循環します。

その要因として、痛みに対する脳の記憶や、不安、情動、恐怖などのストレスがあります。

　そして、腰痛や膝痛の痛みの悪循環が徐々にパターン化されることで、痛みがマシになっていても些細な動作で直ぐに出現するようになります。これを3ヶ月以上繰り返すことで慢性痛になってしまう訳です。

慢性痛にさせない為には、早期の治療とリハビリが重要です。

　また、痛みと情動は密接に関係します。「痛い痛い」と考えていると痛みの過敏性が強くなります。

　逆に用事をしたり他のことを考えていると痛みを忘れることもあります。気の持ち方次第で痛みをコントロールすることもちょっとは可能です。