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電磁波の人体への影響  ~ IHは危ない︖︖ ~

毎週水曜日は院長の健康講座
今週のお題は『電磁波の人体への影響』

電磁波とは、高圧送電線の近く、携帯電話、家電製品の近く、ラジオ電波、テレビ電波、太陽の紫外線、赤外線、レントゲンのX線など様々です。



どれが良くてどれが悪いではなく、全ての電磁波が人体に何らかの影響を及ぼしていると言われています。
確認されている影響は
①刺激作用
②熱作用
の2つです。

確認はされていないが論文発表されている悪影響は
・発がん性
・小児白血病
・脳腫瘍
・流産や障害児出産   などなど

多数の論文が発表されていますが、確たる科学的実証はないようです。
WHO(世界保健機構)も「電磁波による人体への悪影響があるかもしれない」に留めた発表をしています。
日本の総務省は「電波防護指針」という安全基準を設定しており一定強度の電波発生源には近付けないようにしています。
とりわけ、IHクッキングヒーターに関しては、アメリカではその有害性を危惧してか殆ど普及していないようです。
電磁波が成長過程のDNAを破壊するとも言われおり、妊婦や子供は使用しないほうが良いとも言われています。
ところが、ヨーロッパでは電熱コンロからIHに買い替えられ徐々に普及率上がっているようです。
日本でも普及率は高まっているようです。
IHから少し離れるだけで電磁波の強度は格段に下がるという実験結果が報告されています。
調理をするのに調理器具から離れるというのは難しいことではありますが、上から覗き込むようことは避けたほうが良いかもしれません。

□01.電柱の上に設置してある変圧器(トランス)のそばに部屋がある(2階など)
□02.オール電化の生活をしている
□03.IHクッキングヒーターやIH炊飯器を使用している
□04.頻繁にパソコンを使う
□05.ヘアドライヤーを使用している
□06.就寝時にオーディオ類、加湿器、空気清浄機や除湿器などを頭のそばで使用している
□07.毎日、スマホや携帯電話を使用し、5分以上の会話をする
□08.使用していない時でも携帯電話の電源はONのままで身体のそばに置いている
□09.電子レンジを使用するとき、電子レンジのそばにる
□10.デジタルコードレス電話機を使用している
□11.社内や自宅で無線LANや無線ルーターを使用している
□12.電車や地下鉄などの交通機関を毎日1時間以上しようする
□13.携帯電話基地局(半径300m以内)に住んでいる
□14.ベットや子供の机のそばの壁の中に電気配線がある
□15.分電萬の後ろやテレビ画面の壁の裏側に寝室や子供部屋がある

上記項目で
0~4 問題なし
5~8 問題あり
9~15 大問題 直ぐに改善すべし

というデータもあります。

また、電磁波過敏症と言われる症状もあります。
「自分は電磁波に犯されている」という精神的ストレスから頭痛、吐き気、めまい、かゆみ、圧迫感、呼吸困難、動悸、不眠などの症状を訴えるものです。

疾患ではないようです。